
本シリーズは
レザークラフト未経験のあなたが
約1週間・総予算2万3千円で
オリジナル長財布を完成させる事を
目的とした完全実録連載です。
このday④では
手縫いの前に必須となる
“穴あけ作業=菱目打ち” を
徹底解説します。
🔨使用する道具🔨
- 菱目打ちセット
- ハトメ抜き 【10号 】
- ジャンパーホック打ち
- ジャンパーホック【大】
- ハトメリング 【外径11.5mm/穴径6mm】
- 打ち棒【ハトメリング用】№500
- 万能打ち台
- サイビノール600
- 木槌
- ゴム板
- 銀ペン
- クリップ(百均)
🕒 所要時間:約2~3時間
前回のトコ、コバ処理は
楽チンだった分
今回の菱目打ちはガッツリ
ダイナ・ザ・プリンレザークラフト
やってるぜ!!
感が強い作業です。
んでもって



菱目打ちって
何よ⁇
との声が聞こえてきそ~ですので
ご説明しますと
この次の段階ではいよいよ
革を縫う作業に入りますが



手縫いの場合
針を直接革に
ブッ刺して縫うのは
ほぼ不可能なので
先に穴開けて後で
楽しちまお~とゆ~
いわば
縫う為の段取りで御座います。
よ~するに
菱目打ち=穴開け
( ´Д`)y━・~~
だと覚えておいて問題ないです。


day④-1|最大の問題①
【騒音トラブル回避策】
ここにきて
最大の障害が立ちはだかります。
それは



騒音問題。
目打ちとはハンマーで
金属性のポンチを
ひたすらブッ叩く作業



なので
かなりの音が響きます。
打撃の際には
それなりの振動もあります。
よって
集合住宅での作業は
完全NG
:(´ཀ`」 ∠):
間違いなく
騒音トラブルに発展します。
静音ハンマーなる物もありますが
完全に無音とはならんし
叩いた際の振動もそれなりです。
ならばど~すれば
い~のか?
(;´Д`A
俺の場合は
木槌を使って
甲高い打撃音を発する為
目打ちをする時は
車の後部座席で
一気にやっちまいます。
それか
公園のベンチで
作業します。
つまり騒音問題の回避策としては



後は目打ちする
だけだぜ!!
の状態まで段取りして
車内又は公園まで持っていき
一気にやっつける。
これが個人的
最適解だと思います
day④-2|菱目打ちの段取り
【下準備の手順】
①ペン入れ


目打ちをする前に
必ずしなければならない作業。
それが銀ペンでの線引きです。
菱目打ちで穴を空けていくラインを
予め銀ペンで下書きする。
その下書きに沿って
目打ちしていく。
俺の場合は
革の外側から3ミリの位置で
線引きしていきます。
②下穴開け
ここで必ずやらなければならない
作業があります。
と言っても最終的に
- コンチョを付けたい
- ウォレットチェーンを付けたい
この2点に当てはまる方だけに
必要な作業なので
そうでない方はこの作業は
スッ飛ばしてもOKです。
ハトメ抜き
ハトメ抜きとは
ジャンパーホックや
ハトメリング等を
取り付けるために
下穴を開ける作業です。
その方法としては
- まず穴を開ける場所を決める。
- 革の下にゴム板を敷く。
- ハトメ抜きを当てて
ハンマーでブッ叩く。



完了。



ソッコーで
終わるな。




ジャンパーホック取り付け
今回はコンチョを取り付ける前提で
ご説明致します。
- ホックのオス側の足【出っ張り】を
革の裏側から穴に差し込む。 - そのまま万能打ち台の窪みにしっかりはめる。
- 足【出っ張り】に座金【輪っか】をはめる。
- 打ち棒を真っ直ぐ足【出っ張り】にあてて
ハンマーで叩く。



完了。



座金の表と裏を
間違えんよーにせんとな。










ハトメリング取り付け
基本的には
ジャンパーホックの時と
道具が違うだけで
理屈は同じです。
- ハトメリングを革の表から穴に差し込む。
- 裏側から足【出っ張り】をしっかり出す。
- そのまま台座の窪みにハトメリングをしっかりはめる。
- 足【出っ張り】に座金【輪っか】をはめる。
- 打ち棒を真っ直ぐ差し込みハンマーで叩く。



完了。



コレ何か
職人っぽくて
好きかも。












注意点
ここでの注意点はただ1つ。



絶対に
フルパワーで叩くな。
理屈としては
足【出っ張り】を
叩き潰して
革の両側から挟みこんで
圧着させる。



つまり!!
【かしめ】る事になるので
必要以上に叩き込むと
最悪革がブチ抜けます。
。・゜・(ノД`)・゜・。
その悲劇を回避する為には
様子を見ながら
細かく何度か叩く。
これに尽きます。
また逆の失敗として
斜めの状態で打ち込んで
かしめ失敗などという
悲劇も御座いますが
これに関しては
【クイキリ】
という道具を使えば
修正可能で御座います。
文字通り
金物を【食い切る】という
レザークラフト界の
猛者的立ち位置に
居座る道具なので
1つ持っとけば
いざという時に
安心で御座います。



革ブチ抜きだけは
ド勘弁だな。


③各パーツの接着
各パーツ毎にイチイチ
目打ちしてしまうと
効率が悪い上に
いざパーツ同士を重ねてみると
ほぼ間違いなく穴がズレる。



なので
目打ちをする前に
必ずサイビノールで
各パーツを接着した後に
目打ちをする。
これにより
大幅な時短になり
パーツが重なる部分の
穴ズレ防止になります。
④奥義100均クリップ
接着した場所。
さらに
各パーツが
合わさった場所全て
約2センチ間隔程度に
クリップで
挟みまくって下さい。
この状態でハミ出た
サイビノールを拭き取り
乾燥待ちを兼ねて
1時間程休憩しましょう。
多少でも乾かした方が
後の作業も楽になります。


day④-3|菱目打ちで失敗しないコツ
①
【ペン入れの重要性】
目打ちの下書きと言えど
侮るなかれ。
銀ペンでの下書きで
目打ちの完成度が決まります。
この下書きの役割は
言わば
空港の誘導灯の
ようなもの。
それがずれれば
着陸する場所がズレる。
したがって
正確な線を引けば
目打ちはズレない。
②
【何故乾燥後じゃないのか?】
サイビノールは完全に乾燥すると
カチカチになって
修正不可能になります。
この状態で
無理矢理引っ剝がすと
確実に代わって革が痛みます。
最悪破けて即死。
。・゜・(ノД`)・゜・。



なので!!
生乾き状態での目打ちを
俺はおすすめします。
この状態ならば
目打ちしやすいし
目打ち前に多少ズレてても
修正可能だからです。
初心者は
“完全接着”より
“修正余地”を
優先すべし。
失敗前提で進めるのが
今回のテーマで
御座います。
( ´Д`)y━・~~
【クリップ邪魔問題解決法】



これ
目打ちするのに
スゲー邪魔
じゃね⁉



ご説明
いたします。
- 目打ちする場所を外す
- 目打ちしたらまた挟む
- 次のクリップを外す
- 目打ちしたらまた挟む
- ①に戻る



以上で
御座います。



なるほどな。
目打ち終了後
一応穴がズレてないか確認したら
翌日までは
クリップは外さんで下さい。
サイビノールが乾くまでは
無駄に触らん事が鉄則です。




day④-4|本日の出費
- 菱目打ちセット¥1499
- ハトメ抜き 10号 ¥660
- ジャンパーホック打ち ¥528
- ジャンバーホック【大】10セット ¥698
- ハトメリング
【外径11.5mm 穴径6mm】¥480 - 打ち棒【ハトメリング用】№500 \1650
- 万能打ち台 ¥360
- 食い切り ¥709 ¥1220
- サイビノール600 ¥980
- 木槌 ¥1628
- ゴム板 ¥580
- クリップ(百均) ¥110
合計 約¥10393
day④-5|下手でいいのか?
誰にでも過去に
ガッツリハマった漫画が
1つはあると思いますが
その漫画の
第1話の絵と最新話
もしくは
最終回の絵を
比べてみて下さい。
その差は一目瞭然です。



つまり!!
世に出てる有名漫画家ですら
最初は今より
全然絵が下手だった。
それは
歌手やバンドの
デビュー曲もしかり。
これらのパターンを鑑みれば
技術は回数こなせば
自ずと身につきます。
その回数をこなす為には
今は下手でも
最後まで完成させる。
この成功体験を得る事で
継続させる
モチベーションを保つ。
この
ベビーステップ
+
トライ&エラー
で継続すれば
誰でも上達するのは
必然で御座います。
これは
レザークラフト
だけの話ではなく
全ての物事に通じる
真の上達最短コースだと
思っとります。



とにかく!!
現段階では技術的な面は
そこまで意識せずに
基本に忠実に最後まで完成させる。
これが最重要ミッションで御座います。
とゆ~ワケで次回は!!
( ´Д`)y━・~~



手縫い。
第2の難関を突破したのも束の間。
すぐさま次の試練である
【手縫い】
が襲い掛かる。
果たしてこの試練を
どう乗り越えていくのか?
次回
day⑤|手縫い編
乞うご期待。
( ´Д`)y━・~~



難関だの
試練だの・・・
とりあえず今日は
よく寝とこ。
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